【フィルムカメラ】フィルムを装填するときの豆知識(Nikon F3をモデルに)

フィルム装填の際の豆知識になります、同様の趣味をお持ちの方に少し役に立つかもしれません。

またフィルムが高くなった

サイトによれば、カラーネガフィルムが約2割、リバーサルフィルムが3割~5割の値上げとのこと。

富士フィルムイメージングシステムズ株式会社サイト
「写ルンです」包装仕様変更および写真フィルム一部製品の国内価格改定のお知らせ

これまでもフィルムカメラでの撮影は極力抑えていたが、ますます頻度が下がりそうです。
そして、一撮入魂の姿勢で臨むことがより一層必要になってきてしまいました

今後の市場予測

世界のフィルムカメラの市場規模は拡大しているとの予測があるようです。

市場が活性化している理由
フィルム写真は、ノスタルジアやアナログな手作業の魅力により若者を中心に再評価され、市場が活性化しています。デジタル時代の利便性とは対照的に、手間のかかるプロセスが創造性や自己表現の場として注目され、写真家たちにとっては本物志向や独自のスタイルを追求する手段となっています。また、カウンターカルチャーの流れも後押しし、フィルム写真はレコードやヴィンテージ雑貨と同様に幅広く支持を集めています。独特の色彩や質感も、デジタルにはない魅力とされています。(ChatGPTによる要約)

Business Research Insightsのサイト
Film Photography Cameras Market Size, Share, Growth, and Industry Analysis, By Type (Wooden Frame, Iron Frame, & Others), By Application (Clothing Storage, & Others), Regional Insights and Forecast To 2032
Source: https://www.businessresearchinsights.com/market-reports/film-photography-cameras-market-113731

ほんとですか???

この予測が正しければ、フィルムの価格は将来的に懐にやさしいものになるはずです(I hope….)

フィルムをカメラに装填するときの豆知識

 1枚でも多く撮影するために、昔は当たり前のように行っていたことですが、ここに記しおきたいと思います。情報としてなくなりつつあるようですので。

 前提条件として、これからご紹介するのは、完全に手動の、日本メーカーによる一般的なフィルムカメラ用の話となります。
 フィルムの装填方法が異なるものについては、当てはまらないこともあります。その点ご留意ください(ちなみにM型ライカには応用可能)。

教科書的な方法

 カメラにフィルムを装填するとき、ふつうは

① パトローネ(フィルムが収まる缶のこと)をカメラにはめ込み、
② フィルムの先端を引っ張り出してフィルムの巻取り軸のスリットに入れる。
③ 次に、巻き上げてシャッターを押すことを1・2回行い、巻き取られているのを確認してから
④ 裏蓋を閉める。

これが教科書的な方法でしょう。

裏技的な方法

「裏技」というほどではありませんが…上記の代わりに次のような手順で行います。

1 先にフィルムの先端をカメラのフィルム巻取り軸のスロットに差し込む。

2 パトローネをカメラにはめ込む。つまり、「教科書的」の②、①の順で行う。こうすることで、スロットがフィルムの先端を捉えているのを確認できる。

3 先に裏蓋を閉じてしまう(③を行わずに④をしている)。

4 次にフィルム巻き戻しレバーを軽い力で巻き上げてパトローネ内のフィルムのたるみを取る(以下の手順5のときに巻き戻しレバーの動きをみるため)。

5 そして、1回巻き上げてみる。巻き戻しレバーが動いていれば正しく装填されたということ。
 こうすれば、フィルムカウンターが「0」になる前から撮影が可能になるので2枚か3枚多めに撮影ができる。

以上、ちょっとしたことですが、フィルムがとんでもなく高価になったので、撮影可能枚数を増やすのに便利な方法として重宝すると思います。ぜひお試しください。

 

 

最新情報をチェックしよう!