FREEDIA(ブログ主)は、公務員時代に個人型の確定拠出年金(iDeCo)に加入していました。
iDeCoには加入者区分というものがあって、自営業者か、会社勤めかなどによって異なります。これは、加入する国民年金の種別に応じて、第1号加入者~第4号加入者のいずれかに該当してきます。
今日は、加入者区分の変更を行ったことを、制度の軽い説明とともにお伝えします。
iDeCoの加入者区分とは
- 第1号加入者:国民年金の第1号被保険者(20歳以上60歳未満の自営業者とその家族、フリーランス、学生)
- 第2号加入者:国民年金の第2号被保険者(会社員や公務員等の厚生年金の被保険者(例外あり))
- 第3号加入者:第2号被保険者に扶養されている配偶者(20歳以上60歳未満)
- 第4号加入者:任意加入の被保険者(60歳以上65歳未満、または海外居住者で保険料の納付済期間が480月未満)
退職後は「第2号加入者」から変更が必要となる場合あり
退職後に会社員などの勤め人にならないひとのiDeCoの加入者区分は、第2号加入者から第1号加入者に変更になる。
加入者区分が変更になった場合、所定の手続きが必要となる。
▼転職・退職された方へ(iDeCo公式サイト)
https://www.ideco-koushiki.jp/retirement/
国民年金第1号被保険者(自営業者等)になられた方
iDeCoに引き続き加入が可能
個人型確定拠出年金(iDeCo)加入者の国民年金に係る被保険者種別の変更の手続きが必要です。
第2号加入者、第3号加入者または第4号加入者の方が国民年金の第1号被保険者(自営業者等)になられた場合は、「加入者被保険者種別変更届(第1号被保険者用) (K-010A) 」を、運営管理機関にご提出ください。
▼運営管理機関一覧(iDeCo公式サイト)
https://www.ideco-koushiki.jp/operations/
SBIベネフィット・システムズでの手続き
FREEDIAが加入していたiDeCoの運営管理機関は「SBIベネフィット・システムズ」である。
そのサイトのFAQには、必要書類は「受付金融機関」から取り寄せるよう書かれていた。
SBIベネフィット・システムズHP よくあるご質問Q&A
Q iDeCoで掛金を拠出しており、自身の状況に変更が生じた(就職、退職、転職等)のですが、手続きが必要ですか?
A (略)ご加入のプランの受付金融機関より必要な書類をお取り寄せのうえお手続きを行っていただく必要があります。(略)
こんどは「受付金融機関か・・・」。
次々に出てくる用語に戸惑いながらも、ちょっと調べたら、iDeCoを申し込む窓口として直接やり取りした金融機関のことだった。
FREEDIAの場合はSBI証券。
SBI証券での書類請求手順
受付金融機関であるSBI証券のサイトから、種別変更の書類を請求することにした。
SBI証券HP 加入者さま向け各種申請/変更手続等
国民年金基金連合会等に対し届出が必要なお手続き
SBI証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)のプランを利用しているお客さま(加入者及び運用指図者の方)が以下のような事由に該当した場合、国民年金基金連合会等に対し届出が必要となります。変更が生じた事由により請求する書類が異なりますので、ご注意ください。
案内に従い入力して現れる「勤務先・種別変更」のページで、「就職・退職・結婚等で被保険者種別が変更した(加入者のみ)」→「第1号被保険者(自営業・学生)へ変更」→「国民年金保険料の納付手続き済み」を選択。
さらに、保険料が給与天引きだったかどうか、住所変更の有無などに応じてチェックを入れ、「資料請求はこちら」から必要事項を記入して送信する。
届いた書類と記入内容
FREEDIAの場合、4月3日の請求で、書類が届いたのが4月8日だった。
同封されていたのは以下の2点である:
- 加入者被保険者種別変更届(第1号被保険者用)
- 返信用封筒
変更届には、基礎年金番号、月々の掛金額などごく簡単な内容を記入する。ただし、最後の欄に「付加保険料の納付の有無」を記載する項目があり、退職直後でまだ納付機会がなかったためやや迷った。
付加保険料はもともと納付するつもりだったので、「納付している」に〇を入れておいた。
まとめ|退職後のiDeCo手続きは早めに
iDeCoを継続するためには、加入者区分の変更手続きが必要となります。
特に個人型で加入している場合、給与天引きではなく金融機関からの引き落としになっているので、手続きをし忘れがちかもしれません。
公式サイトや受付金融機関の案内を調べれば、スムーズに手続きできますのでトライしてみてください。
本日もご覧いただきありがとうございました。