サイト作成の紆余曲折と、自力での立ち上げまでの記録

FREEDIA(ブログ主)が士業としての活動を本格化するにあたり、先日、事務所のホームページを自力で立ち上げました。そして、そこに至るまでには、さまざまな試行錯誤がありました。

今回は、紆余曲折を経た末に「とにかく自分でやってみよう」と決めるまでの経緯をご紹介します。

なお、公開後に起こった思わぬ出来事については、また改めてお話ししたいと思います。

 

プロに依頼したものの、不安と迷いの連続

最初は、本ブログサイト運用のために使っているWordPressテーマ「THE THOR」でサイトを作ろうと考えていた。

だが、幾重ものページから構成されるサイトを構築するには、自分のような素人には想像以上に操作が難しく、かなり敷居が高いものだとすぐに気づくことになる。

CSSやHTMLの知識が必要だと痛感し、「これは自分には無理だ」と判断。サイト制作は業者に依頼することにした。

お願いしたのは、宣材写真の撮影をしてくださった方。広告会社の勤務経験があると伺っていたこともあり、信頼してお任せできると感じたのが理由である。THE THORもきっと使いこなしていただけるに違いないと期待した。

ところが実際には、やりとりがなかなかスムーズに進まず、試作されたデザインにも納得がいかず、次第に不安が募っていくことになっていしまった。
時間だけが過ぎ、最終的には「自分の希望とは違う」ということを率直にお伝えして、一度白紙に戻すことにした。

ここまでに3週間ほど時間を要してしまった…。

士業の仕事の内容をうまく伝えられていなかったことも、こうなった原因の一つだと反省しつつも、人にものをお願いすることの難しさを痛感した出来事だった。

 

他の選択肢を探るも、しっくりこない

改めてココナラなどでサイト制作をお願いできそうな方を探したが、今度は「士業のことを前提知識なしに説明する手間」や、「やりとりの回数がかさむことによる時間的コスト」が気になり出した。
丁寧に対応してもらえたとしても、構成や表現に違和感が残る可能性を考えると、どうしても踏み切ることができなかった。

士業に特化した制作業者も複数あるが、維持費用が発生することや、指定のサーバーと契約しなければならない点がネックとなった。

すでに「ConoHa WING」の契約があり、2サイトまで構築できるプランを活用していたFREEDIAにとって、それらの条件は少々不合理に思えたのだ。(ConoHaのこのプランによって、新規サイト2つと新規メールアドレス2つを保有し、そのうち一つずつを士業の仕事に利用している。3年契約でひと月1,000円未満なので、負担は無きに等しい。)

 

また、ページの変更や更新も都度業者に依頼する必要があり、気軽に手を入れられないという点も悩ましく感じた。

 

有料テーマを見切り、無料で再チャレンジ

自分は立派なサイトを作るつもりがなく、「名刺代わり」に参照してもらえる程度のもので十分。

最初の業者とのやりとりで思いがけず時間を費やしてしまったこともあり、「このままではいけない」と思い切って自分で作成する決断に至った。

THE THORの使用も見送った。理由としては、以下のような点である:

  • 操作が直感的でなく、設定項目が多すぎる
  • CSS等の技術的知識が前提とされている
  • 初心者向けの解説情報が少ない
  • 賞賛ばかりで、等身大のレビューが見つけづらい
  • 開発元のフィット株式会社が、後継テーマ「GOLD BLOG」を出して以降、THE THORに力を入れていないように感じた

このままTHE THORにこだわっていては、まさに「サンクコスト」に縛られて機会を逃すことになる――そう思い、割り切って無料テーマ「Lightning」で再スタートすることにした。

 

自力で完成できた理由と、支えてくれた存在

「自分にできるだろうか」という不安はあったが、背に腹は代えられない。

そして、なんといっても丁寧に導いてくれる親切な解説サイトに出会えたことで、実に4日ほどでサイトを立ち上げることができた。

☆☆解説サイトは次になります☆☆

初心者のための会社ホームページ作り方講座|エックスサーバー株式会社

上記サイトに加え、短期完成にこぎつけられた要因としては、

  • 以前からブログ運営をしており、WordPressの基本操作は把握していた
  • 写真素材(趣味の写真や宣材写真)が豊富にあった
  • 掲載する文章や構成もあらかじめある程度考えていた

といった、最低限の準備が整っていたことが挙げられる。

SEO対策は特に手を入れていないが、そもそも定期的な更新を想定したサイトではいまのところない。名刺を渡した方がサイトを見て「この人はどんな人だろう」と少しでも知っていただければ、それで十分だと思っている。

そして何よりも、自分でいつでもメンテンナンスできるサイトを手元に用意できたことは、大きな成果となった。

 

最後に

何はともあれ、今回、自分自身でサイトを完成させることができたのは、何よりも親切な解説サイトの存在があったからです。この場を借りて、心より感謝申し上げます。

誰かの参考になるかはわかりませんが、どなたかが同じように「自分で作ってみようか」と思ったときに、少しでも後押しになる記録になれば嬉しく思います。

(アイキャッチ画像は、「初心者がウェブサイトを構築しようと四苦八苦している様子をパステル調で生成して」とChatGPTにお願いして出力されたもの)

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