こんにちは、FREEDIA(ブログ主)です。
6月上旬、長年抱いていた「別荘を借りてワーケーションをする」という夢を、ついに叶えることができました! 中途退職という人生の節目を迎え、今こそ、と一大決心。かねてからの望みを思い切って実現させてきました。
今回お世話になったのは、「AMBIENT 八ヶ岳コテージ」という貸別荘サービス。清里から少し足を延ばした、都心からも程よい距離にある八ヶ岳高原の別荘地です。今回逗留するコテージにたどり着くまでの様子は、前回の投稿に詳しく書きました。
そして今回は、実際に4泊5日滞在してみて感じたリアルな気づきを、包み隠さずまとめてみようと思います。
これから八ヶ岳でワーケーションをしてみたい、と考えている方の参考になれば幸いです。
コテージの場所について
まずは、滞在したコテージの立地や環境についてです。
自然環境は最高、でも人の気配も
何と言っても、八ヶ岳高原の自然は格別でした。窓の外には雄大な山々が望め、朝は鳥のさえずりで目が覚める(本当)。
窓を開ければ、ひんやりと清涼な空気が身体を満たしてくれます。
朝食会場へも歩いて行ける距離で、毎朝の散歩がとても気持ちのよいものでした。
ただ、一点だけ。私が借りたエリアはコテージが比較的密集している区画だったようで、隣のコテージとの距離が近く、人の目は少し気になりました。
閑散期ではありましたが、ところどころ利用される方々がおられるわけです。
「誰にも会わない静かな環境」をイメージしていると、少しギャップを感じるかもしれません。
とはいえ、都会の喧騒に比べれば、比較にならない静けさでした。
仕事環境について
ワーケーションの「ワーク」の部分。仕事環境はどうだったかというと…。
スケジューリングは必須
これは自分への戒めでもあるのですが、ある程度「この時間はこの作業をする」とスケジュールを決めておかないと、ついついのんびりしてしまいます。
魅力的な環境なだけに、意識してスイッチを切り替える必要がありました。
ただ、後述する食料の調達など、生活のための時間も必ず必要になるので、都会で仕事をする時のように、休憩なしでぶっ通し、というわけにはいきません。
この「ままならなさ」もワーケーションの醍醐味である、ということにしておきましょう。
仕事スペースは要確認かも
幸い、私が滞在したコテージにはキッチンにカウンターのような机と椅子があり、そこを仕事用スペースとして快適に使うことができました。
しかし、これは運が良かっただけかもしれません。間取りによっては、作業に適したテーブルや椅子がない可能性も十分に考えられます。
もしPC作業などを長時間行う予定なら、予約の際に仕事ができるデスクセットの有無を確認したり、リクエストしておいたりすると安心だと感じました。
Wi-Fiは概ね快適ではある
気になるネット環境ですが、Wi-Fiは部屋の中で不自由なく利用でき、ネット上のやり取りも問題なくこなせました。
ただ、滞在中たった1日だけ、夕方から夜にかけて急に速度が著しく落ちるという現象が発生。原因は結局わからずじまいでした。
常に安定した高速回線が必須な方は、ポケットWi-Fiを持参するなど、何かしらのバックアッププランを用意しておくと万全だと思います。
生活(主に食生活)について
そして、ワーケーションの満足度を大きく左右する「生活」について。特に「食」は重要であります。
拠点となるスーパーは「ひまわり市場」
今回のプランは朝食付きだったので、昼食と夕食は自分で用意する必要がありました。
滞在中、食生活を支えてくれたのが、コテージから車で10分ほど(約5km)の場所にあるスーパー「ひまわり市場」です。
この周辺では、おそらく唯一のスーパーだと思います。品揃えは豊富で、必要なものは一通りここで揃えることができました。
ちなみに、ビールやワインも豊富に置いてあります。
正直、お惣菜は高い…!
ただ、声を大にして言いたいことが一つ。いかんせん、お惣菜の値段が高い!
例えば、ごく普通のかつ丼が700円超え。
普段、「OKストア」を愛用している私からすると、なかなか気軽に手が出せる金額ではありませんでした…。
結局、比較的手の届く価格帯のフライや、これまた少しお高めのサラダを何とかやりくりして、これにパンを加えるという食生活に。
ひもじい思いこそしませんでしたが、豊かな食生活だったかと言われると、正直なところ首を傾げてしまいます。
救世主になるか「道の駅はくしゅう」
滞在最終日の前日、少し足を延してコテージから車で30分弱(約16km)の「道の駅 はくしゅう」をのぞいてみたところ、驚きの発見が。
種類こそ多くないものの、お惣菜が「ひまわり市場」よりもはるかに安価で売られていたのです。
この地域一帯の価格が高いわけではなかったんですね…。もっと早くこの存在に気づいていればと少し後悔。
ちょっとしたお弁当やおかずを調達するなら、断然こちらをおすすめします。
「道の駅こぶちざわ」は食料庫にならず
ちなみに、コテージから最も近い「道の駅こぶちざわ」もチェックしましたが、平日のためかほとんどのお店が営業しておらず、閑散とした雰囲気。
自動販売機も分かりにくい場所にしかなく、ワーケーション中の食糧庫として利用するのは難しい、という結論に至りました。
気候と服装について
最後に、6月上旬の八ヶ岳高原の気候と、それに合わせた服装についてです。
晴れの日は快適、雨の日は暖房が必須
FREEDIAが滞在した期間は、晴天であれば日中の気温は上がりきっても22度ほどで、腕まくりした長袖Tシャツでとても過ごしやすかったです。
ただ、一日だけ終日雨模様の日があり、その時は日中も気温が上がらず、肌寒さを感じて暖房をつけました。
この時期の八ヶ岳は、天候によって体感温度が大きく変わるようです。
ダウンは不要だったが、油断は禁物
朝晩はかなり冷えるだろうと予想し、念のためダウンジャケットまで持参しましたが、結果的にはそこまで気温が下がることはなく、出番はありませんでした。
6月の日中が22度ほどの当地が梅雨明けの夏本番になったらどうでしょう。日中は冷房なしでは厳しいだろうな、と感じました。
「避暑地」というイメージの八ヶ岳ですが、今の日本では、真夏は高原でも厳しい暑さになるのかもしれない…そんなことを思った滞在でした。
掃除やタオルの取り替えは、チェックイン時に指定
コテージ内の掃除やタオル替えは、チェックイン時に希望を聞かれるので、その際に指定します。
私は5日滞在の中日である3日目にお願いしました。その日の午後、たまたま外出していた時(夕飯の買い出し)に済ませてもらっていました。
アメニティも新しいものを一揃い置いていただいていました。
15時過ぎなのに風呂まで沸いています。
費用に含まれてはいるものの、光熱費がもったいないと感じてしまう庶民で小心者のFREEDIAです。
最後に
以上、4泊5日の八ヶ岳ワーケーションで得た、リアルな気づきでした。
不便な点も正直に書きましたが、それらを差し引いても、都会では決して味わえない素晴らしい体験ができたことに、心から満足しています。
このブログが、あなたの「ワーケーション」の実現に、少しでも役立てば嬉しいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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