公務員 辞めました
国家公務員として約30年奉職した末、50代半ばにして令和7年(2025年)3月31日付で退職しました。
早期退職募集制度を利用しての辞職です。
無職2日目を迎え、じわじわと解放感に満たされつつあります。
常に気にしていた仕事のメールやTeamsなどの連絡手段から解放され、案件の進捗状況を把握する必要がなくなったと気づくたびに、改めて「ああ、自分は本当に公務員を辞めたのだな」と実感します。
これまで勤務した職場には感謝の気持ちしかありません。業務を通じて、多くの経験を積み、自分なりに知識やマネジメント能力を身につけることができたと考えています。
辞めた理由
退職を決めた理由は、自分の採用区分上この先のポストがほぼ決まっており、面白味を見出せなくなったこと、そして短期間の異動ばかりで専門性を深めることができない人事制度が、自分の定年後の人生観と折り合わなかったことです。専門性を身につけ、それを武器に70歳まで働き続けたいといった人生観です。
辞めたもう一つの理由は、従事していた中央省庁の仕事が他律的であったことですが、この点についてはまた後日書ければと思います。
在職中に取得した資格で開業することに
いずれにせよ、公務員時代に取得した関連資格を活かし、独立して開業することにしました。副業が認められない国家公務員である以上、辞めるしかなかったのです。
今の気持ちは「期待6割、不安4割」。ともかく、もがきながら進んでいくしかありません。
